”自分がある”とはどういうことか
"自分がある"と言われる人は、他人に流されない、芯のある人、我が道を行く人のことだとされているけど、自らの意思で進んだ方向が偶然他人と同じだったという人は"自分がある"とは言われない
もちろん右往左往している人は自分があると思われなくても仕方がないと思う。
少し前に家族と雑談していて”自分がある”という言葉の使い方が気になった。姉の高校時代の友人がバイク好きであまり女っぽくないらしい。そのことを良い意味で自分があると表現していた
そもそも、”自分がある”が褒め言葉として使われていることが不思議。
芯がある人、他人に流されない人は偉いの?
自分勝手な人も自分があるといえるし、自分の意思が多数と同じ人も自分があると言えるはず
それなのに“自分がある”という言葉にそういう人たちは含まれない
我が道を行く人と自分勝手な人の本質的な違いはないと思っている。
起きている事象は同じだが、見る人によって見え方が異なるというだけ
どのように違うかといえば、自分に害があるか、迷惑かどうかだと思う
害がない、他人に迷惑をかけていなければ自分がある
害がある、迷惑をかけていたら自分勝手
自分がその人に振り回されているかも関係しているのかもしれない
自分があるという言葉は褒め言葉になるのか、褒めているのかよくわからない
その人の言動は共感できないけど、自分に害はないから適当に褒めているような雰囲気を出しているだけなんじゃないかと思う
こういう言葉に隠された欺瞞を感じてしまうと気になってしまって話に集中できなくなるから嫌なんだよね
何か良い解釈が見つかると良いんだけど